

コンテスト概要
| 名称 | 不動産AIテックコンテスト2026 |
| 日時 | 2026年7月30日(木)14:30開始 |
| 会場 | 東京ビッグサイト西ホール展示会場内 セミナー会場 |
| 本選審査 | ピッチ時間:1社あたり7分 登壇形式:ステージ登壇(スライド使用可) 評価方法:審査員評価+オーディエンス投票 |
| 審査員 | 不動産テック協会/不動産事業者/ベンチャーキャピタル/主催社 |
| 賞 | 優勝:全国賃貸住宅新聞 プロモーション枠 100万円相当分を贈呈 準優勝:(一社)不動産テック協会 1年間の入会金無料の権利 |
ファイナリスト紹介
エントリーNo1
Aiスマート重説/Paradis
Aiスマート重説は、登記簿、図面、管理規約、重要事項調査報告書、役所調査情報などの資料をAIが読み取り、重要事項説明書・契約書の作成、確認、承認、出力までを一気通貫で支援する不動産業界向けAI SaaSです。
【解決する課題】
1. 重説・契約書作成に必要な情報が、PDF、紙資料、Excel、自治体サイト、社内テンプレートなどに分散しており、確認と転記に膨大な時間がかかる。
2. 人手による転記、コピーペースト、複数資料の読み比べにより、入力ミス、確認漏れ、手戻りが発生しやすい。
3. 重要事項説明書は法的責任が重い書類であるため、AIが出力した内容をそのまま信じるだけでは現場で使いにくい。
4. 企業ごとにExcel帳票、社内テンプレート、承認ルールが異なり、汎用AIツールでは既存業務に組み込みにくい。
【Aiスマート重説の特徴】
・ファイルをアップロードすると、AI必要情報を読み取り、既存のExcel帳票や企業独自テンプレートに沿ってドラフトを作成します。
・AIがどのファイルのどの箇所から情報を取得したのかを、参照元ハイライトで確認できます。
・AIに丸投げして終わりではなく、人が根拠資料を見ながらレビューし、最終判断できる設計です。
・作成、確認、修正、承認、出力までを同一サービス内で扱えるため、現場の業務フローに乗せやすいことが強みです。
登壇者プロフィール
Paradis
CFO / COO
山下 大知 氏
株式会社Paradisは、不動産仲介会社向けに、重要事項説明書および契約書の作成をAIで効率化する「Aiスマート重説」を提供している。
作成に必要な添付書類等をアップロードするだけで、AIが重要事項説明書を最短10分で作成可能であり、さらに、レントロールやハザードマップのマッピング自動化など、重要事項説明書に付随する周辺業務にも幅広く対応している。
煩雑な契約準備業務のスピードと品質の向上を支援し、不動産仲介会社が顧客対応により多くの時間を充てられる環境を実現する。
エントリーNo2
賃貸反響対応AIエージェント ScaleCall/ScaleAgent
賃貸仲介会社の反響対応を、AIエージェントが自動で行うサービスです。ポータルサイト(SUUMO等)からの問い合わせに対し、AIが自然な音声で架電し、希望条件のヒアリングから来店予約の誘導までを自動で実行します。また、メッセージによる物件提案・来店誘導も適切なタイミングで行い来店率を高めます。
賃貸仲介の売上は「反響数 × 反響来店率 × 来店成約率」の3つのファネルで決まります。このうち最も企業間で差がつき、改善余地が大きいのが「反響来店率」です。業界下位は10%程度にとどまる一方、トッププレイヤーは50%を達成しており、同じ反響数でも売上が5倍異なります。
この差を生む要因は「返信スピード」と「対応の型化」です。トッププレイヤーは反響から1分以内に架電、5分以内にメッセージ返信を徹底し、ヒアリングから来店誘導までのフローを標準化しています。しかし、これを実現するには反響対応専門チームの構築、シフト体制、マニュアル整備と継続的な研修必要であり、多くの会社にとってハードルが高いのが現実です。
本サービスは、AIエージェントによりトッププレイヤー水準の「スピード」と「型化された対応」を、人手をかけずに実現します。夜間・営業時間外や繁忙時間帯など、部分的な導入から始めることも可能です。
登壇者プロフィール
ScaleAgent
代表取締役
野川 賢二郎 氏
株式会社ScaleAgentは、不動産業界に特化したAIエージェントを開発・提供するスタートアップである。
賃貸仲介会社向けの反響対応AI「ハンキョウAI」は、AIによる架電およびメッセージ対応によって反響対応業務の高速化・効率化を実現し、来店率の向上を通じて売上増加に貢献するサービスであり、現在、大手不動産グループにおいて実証実験を実施している。
代表は早稲田大学大学院で音声対話AIの研究に従事した後、LINEでエンジニア、High LinkでCTOを務めた経歴を持つ。音声AI技術に関する専門性と現場起点の開発力を強みに、不動産業務の自動化に取り組んでいます。
エントリーNo3
不動産ビッグデータプラットフォーム「R.E.DATA」/TRUSTART
不動産業界では、登記情報・受付帳・公図など、役所や現地にしか存在しない情報が業務の核心を占めながら、その取得は今なお出向・紙資料の手作業転記といった極めてアナログな手法に依存しています。この「情報の非対称性」と「アクセスの困難さ」が、不動産取引の停滞・営業非効率・空き家や所有者不明土地といった深刻な社会課題を招いています。R.E.DATAは、こうした足を使わなければ取得できないデータを独自の収集ネットワークで取得・構造化し、クラウド経由で提供するプラットフォームです。全国の不動産情報をデータベース化し、金融機関・不動産会社・データ活用企業が、これまで人手と時間を要していた情報収集を自動化・効率化できます。
登壇者プロフィール
TRUSTART
COO
荒木 啓太 氏
TRUSTART株式会社は、三菱UFJ信託銀行出身の代表が、MUFG初の出向起業により2020年に創業した不動産テック企業である。
全国の不動産登記情報をAIによって構造化・データベース化し、相続発生タイミングや物件単位での売却確率予測を実現している。
築古物件オーナーの特定からリフォーム需要の発掘まで、不動産業界における営業活動を「人脈」中心から「データ主導」へと変革するサービスを提供する。ビッグデータとAIを活用して不動産の動態を予測し、不動産流通のインフラとなることを目指している。
エントリーNo4
Safieプラットフォーム(クラウド録画+AI活用ソリューション群)主な活用例::映像テキスト検索(仮)/AI-App 人数カウント/行動検知AI(SF)/Safie Entrance(セーフィー エントランス) ほか/セーフィー
Safieは国内シェアNo.1のクラウド録画サービスを基盤に、不動産・建設・商業施設・公共空間まで幅広く導入が進む映像プラットフォームです。AI-App 人数カウントや行動検知AI(SF)、Safie Entrance、現場に応じたAI活用を組み合わせることで、巡回・確認・集計といった「映像を見る/数える/調べる」 業務を大幅に効率化します。今後提供する映像テキスト検索 (仮)は、こうした総合的なAI活用の一環として、録画映像を 「言葉」で検索し特定シーンを即座に呼び出すことで、トラブル対応や事象確認の時間を従来比で大幅短縮します。
解決する課題等::目視による膨大な確認工数/巡回・常駐に依存した管理業務/映像から数値・行動・テキストといった情報を取り出し
登壇者プロフィール
セーフィー
田村 淳人 氏
Safieは、クラウド録画サービスを基盤として、不動産・建設・商業施設・公共空間・小売など幅広い業界で導入が進む映像プラットフォームである。
AI-App人数カウントや行動検知AI(SF)、Safie Entrance、映像テキスト検索(仮)など、現場のニーズに応じたAI機能を組み合わせることで、巡回・確認・集計といった「映像を見る」「数える」「調べる」業務の大幅な効率化を実現している。映像データの活用を通じて現場業務の生産性向上を支援し、さまざまな業種におけるDX推進に貢献する。
エントリーNo5
WHERE/WHERE
不動産の用地仕入れのほか、空き地・駐車場探索、再エネ用地探索などの地権者アプローチを実現するサービスです。月の衛星データからクレーターをAIで解析する研究を行っており、その技術を「月から地球へ」「クレーターから不動産へ」と応用できないかと考えたことが開発のきっかけです。土地仕入れは不動産ビジネスの源流である一方、情報収集は人脈や現地調査に依存しています。衛星データとAIを使って価値ある不動産を見つける「WHERE」では、まだ市場に出ていないオフマーケットの候補地を発見できることに加え、衛星画像から空き地・駐車場・古屋根・田畑などを抽出し、所有者情報や登記情報と結びつけてアプローチ管理まで行うことが可能になります。
登壇者プロフィール
WHERE
取締役COO
西村 仁 氏
衛星データとAIを活用し、市場に流通していない「オフマーケット不動産」の情報を開拓する不動産仕入れDX SaaS「WHERE」を提供している。
従来、人脈や現地調査に依存していた非効率な不動産仕入れ業務に対し、テクノロジーを活用して物件探索から所有者特定、アプローチ管理までを一気通貫で支援する。
属人的な業務プロセスをデータドリブンなプロセスへと変革し、誰もが価値ある不動産にアクセスできる市場の創出を目指している。
審査員紹介

野村不動産アコモデーション事業本部 DX推進部
部長
山田博之 氏
2005年より、野村不動産にて新築分譲マンションや戸建の営業に従事。2021年からは、全国の営業手法変革を主導し、アフターコロナにおける住宅営業の新たなスタンダードとして、オンラインを活用した営業手法の導入、販売ツールのデジタル化、「プラウドメタバースサロン」の開設と多岐にわたる施策を展開し住宅営業DXを推進。
2024年から現職、住宅事業におけるDX推進、AI活用に尽力。

一般社団法人不動産テック協会
代表理事
巻口 成憲 氏
リーウェイズ株式会社 代表取締役。AI・ビッグデータを活用した不動産分析サービスの開発を手掛け、不動産投資・査定領域におけるDXを推進。2018年の不動産テック協会設立時より代表理事を務め、不動産業界におけるテクノロジー活用促進や業界横断のルール整備などに取り組む。

PARTNERS FUND
代表パートナー
藤井智史 氏
新卒でみずほ信託銀行に入社し、仙台支店にて5年半、個人・法人営業に従事。その後、みずほキャピタルにて9年間キャピタリストとして活動。シード・アーリーステージの投資を中心に行い、投資先のIPO、M&Aにも複数関与。
2024年にPARTNERS FUNDへ参画、代表パートナーへ就任。創業前〜シード期を中心に徹底的に伴走支援するスタイルで、投資先と共に事業に取り組む。

全国賃貸住宅新聞社
取締役 新聞編集長
河内 鈴 氏
北海道出身。横浜市立大学卒業後、書店員、ホテル勤務を経て、2012年、全国賃貸住宅新聞社入社。編集部記者として1000社以上の経営者を取材。M&A、不動産の証券化、まちづくり、異業種参入など幅広いテーマに向き合う。24年から全国賃貸住宅新聞編集長、25年から取締役。2人の子育てに奮闘中。



