大阪市内の大正区、港区、生野区で区長を務め、リノベーションによるまちづくりを主導した筋原区長と、全国の自治体と連携し空き家所有者と使い手のマッチングを推進する空き家活用の和田社長による対談。自治体、民間がそれぞれの領域で、できること、できないことを踏まえ、まちづくりを推進する官民連携の最善策について話す。
会場:S-2会場 空き家活用・リノベ
日時:6日(金)16:00~16:50
大阪市生野区役所
大阪市生野区長
筋原 章博さん
1963年、和歌山県和歌山市生まれ。大阪市立大学商学部卒業。大阪市役所に勤務し、2010年、人口の4分の1が沖縄出身者とその家族といわれる大阪市大正区の区長に就任。2017年より同市港区長に、2022年より人口の5分の1が外国籍住民である同市生野区の区長に就任。『異和共生』を基本理念に、Tugboat Taisho(ミスベリング・イノベーター大賞)、ヨリドコ大正メイキン(都市住宅学会会長賞)などのプロジェクトを公民地域連携で実施、エリアの価値向上に取り組む。
空き家活用株式会社
社長
和田 貴充さん
2010年に、新築戸建分譲、株式会社オールピースを設立。 2015年に、経営者仲間と長崎県の軍艦島へ行った際、ひとりの経営者に「君たちの業界(不動産・建築業界)が日本中に軍艦島をつくろうとしている自覚はあるか?」と思いもよらない言葉をかけられ、衝撃を受ける。 みらいの日本を、この軍艦島のようにしてはいけない!その思いから、空き家活用株式会社を設立。 自社で空き家調査を行い16万件のデータを収集。そのノウハウを活かし、自治体サポートサービスを開始。自治体が自ら空き家を調査し閲覧・管理ができるアプリケーション「アキカツ調査クラウド」を提供。「アキカツカウンター」では、空き家所有者のよろず相談に乗り、活用希望者へと繋げる。YouTube「ええやん!空き家やんちゃんねる」では空き家情報を発信し利活用希望者とマッチングを実現。登録者49,000人超え、総動画再生回数820万回を突破!
※全国賃貸住宅新聞の過去記事から講師に関わる記事を掲載しています。一部記事は有料会員限定で公開されています。